予定のない休日を、昔の僕は怖がっていた。

人生・生き方

予定のない休日って、
昔は少し苦手でした。

朝起きても、行く場所がない。

誰かと会う約束もない。

「今日はこれをする」

そんな予定もない。

せっかくの休みなのに、何もしないまま一日が終わってしまう気がして、

「何かしなきゃ」

と思っていました。

別に、誰かに言われたわけじゃないんです。

休みなんだから、好きに過ごせばいい。

頭では分かっている。

それなのに、

何もしないでいると、なぜか落ち着かなかった。


何もしない一日は「もったいない」と思っていた

休日になると、

どこかへ出かけたり、

誰かと会ったり、

買い物をしたり、

何か特別なことをした方がいいような気がしていました。

SNSを開けば、

旅行に行っている人がいる。

家族で出かけている人がいる。

友達と楽しそうに食事をしている人がいる。

そんな姿を見ていると、

何も予定のない自分だけが、

世の中から少し取り残されているような気さえしていました。

「せっかくの休日なのに」

「このままでいいのかな」

「何かしないともったいない」

そうやって、

休むための休日なのに、休んでいる自分に焦っていたんです。

今思えば、変な話ですよね。

誰にも急かされていないのに、

自分で自分を急かしていた。


「何もしない自分」には価値がない気がしていた

たぶん僕は、

休日の過ごし方だけの話をしていたんじゃないと思います。

仕事でもそうでした。

結果を出さなきゃ。

期待に応えなきゃ。

ちゃんとしていなきゃ。

誰かに必要とされていなきゃ。

何かをしている自分には価値がある。

逆に、

何もしていない自分には価値がない。

どこかで、そんなふうに考えていたのかもしれません。

だから止まるのが苦手だった。

何もしない時間ができると、

急に不安になる。

「俺、このままでいいのかな」

そんなことを考えてしまう。

でも人生をやり直そうと思ってから、

少しずつ考え方が変わってきました。


何もしていない時間も、ちゃんと人生だった

今は、

予定のない休日があってもいいと思っています。

朝起きて、

コーヒーを飲んで、

ぼーっとする。

お腹が空いたら何か食べる。

眠かったら昼寝する。

気が向いたら出かける。

結局どこにも行かなかったとしても、それでいい。

昔の僕なら、

「今日、何もしてないな」

と思っていた一日。

でも今なら、

「今日はゆっくり過ごしたな」

と思える。

やっていることは同じなのに、

受け取り方が全然違うんですよね。

何かを成し遂げた日だけが人生じゃない。

誰かと過ごした日だけが幸せでもない。

一人で静かに過ごした日も、

何も起こらなかった日も、

ちゃんと自分の人生の一日です。


予定がないからこそ、自分の気持ちで決められる

考えてみれば、

予定がないというのは、

「何もない」ということではありません。

まだ何も決まっていない。

それだけなんですよね。

出かけてもいい。

出かけなくてもいい。

誰かに連絡してもいい。

一人でいてもいい。

何かを頑張ってもいいし、

何もしなくてもいい。

全部、自分で決められる。

これって実は、

ものすごく贅沢な時間なのかもしれません。

僕は長い間、

仕事だったり、

家庭だったり、

周りからどう見られるかだったり、

いろんなものを気にしながら生きてきました。

だからこそ今、

「今日はどう過ごそうか」

を自分で決められる時間のありがたさを感じます。

予定がないことは、

寂しいことでも、

取り残されていることでもない。

自分の時間を、

自分に返してあげられる日なのかもしれません。


人生をやり直すって、走り続けることじゃなかった

「人生をやり直す」

そう聞くと、

何か大きなことを始めたり、

猛烈に努力したり、

劇的に人生を変えたりすることを想像するかもしれません。

僕も、どこかでそう思っていました。

でも最近は少し違います。

人生をやり直すって、

前より頑張れる自分になることだけじゃない。

頑張らなくてもいい時間を、自分に許せるようになること。

それも一つの「やり直し」なんじゃないかと思っています。

ずっと走ってきた人ほど、

止まることに罪悪感を持ちます。

でも、

止まったからといって、

これまで歩いてきた道がなくなるわけじゃない。

一日休んだからといって、

人生が遅れるわけでもない。

むしろ、

また歩き出すために必要な時間なのかもしれません。


今日、何もしなかったあなたへ

もし今日、

特に何もできなかったとしても。

予定していたことができなかったとしても。

誰とも会わず、

どこにも行かず、

気づいたら一日が終わっていたとしても。

それを、

「無駄な一日だった」

と決めなくてもいいと思います。

何も起きなかった。

でも、

ちゃんとご飯を食べた。

少し笑った。

好きな音楽を聴いた。

眠くなった。

ぼーっと空を見た。

そして今日も、

ここまで生きてきた。

それだけでも、

十分な日があっていい。


昔の僕は、

予定のない休日を「もったいない」と思っていました。

今は少し違います。

何をするかを決めない。

何者かになろうとしない。

誰かに認めてもらおうともしない。

ただ、

自分の時間を、自分として過ごす。

そんな一日も悪くない。

人生には、

前へ進む日もあれば、

立ち止まる日もある。

何もないように見える日もある。

でもきっと、

その全部を合わせて、

僕たちの人生なんだと思います。

だから今日は、

今日の気分で。

急がず、比べず、

自分の時間を過ごしてみようと思います。

そして夜になったら、

「今日も一日、生きたな」

それくらいでいい。

何もしなかった一日だって、
ちゃんと人生の一日だから。


あわせて読んでほしい

このブログでは、人生がうまくいかなかった時期や、家族のこと、仕事のこと、そしてそこからもう一度自分の人生を歩こうと思うまでのことを書いています。

もし今、

「このままでいいのかな」

「もう一度、自分の人生を生きたい」

そんなことを考えているなら、ほかの記事も読んでもらえたら嬉しいです。

僕もまだ、人生をやり直している途中です。

だから完成した人間として何かを教えるのではなく、

同じように歩いている一人として、これからも書いていきます。

Xでも、日々感じたことや、ブログにはならない短い言葉を発信しています。

また、どこかで会いましょう。

リボーン|人生やり直しの途中。

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